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完成した安房郡市消防本部・館山消防署合同庁舎=館山

20日に関係者出席し竣工式

館山市北条の旧安房南高テニスコート跡地に建設が進められていた安房郡市消防本部と館山消防署合同庁舎が完成し、20日、関係者を招いて竣工式が行われる。現庁舎の老朽化に加えて消防救急無線のデジタル化に対応したもので、同市の街並み景観形成指導要綱を考慮し、外壁は白色で屋根をオレンジ色とした南欧風の瀟洒(しょうしゃ)なデザイン。午前10時からテープカットが行われ、式典に移る。

現庁舎は、わずか1100平方bほどの敷地で手狭なうえ、築後半世紀近くを経過して建物本体も老朽化していたのに加え、敷地も借地で、土地所有者からは近い将来の返還を求められていた。さらに、県下同一歩調で進める消防救急無線のデジタル化工事が今年度中に計画され、無線設備の設置場所には、庁舎の耐震性が必須となっていたため、庁舎の移転新築が不可欠だった。

そこで、適当な候補地を模索する中で、面積や立地条件などから南高の同跡地が最善と判断。所有者である県との折衝を重ね、旧南高の東門から入ったテニスコートを中心に約3600平方bを敷地として取得。そこから南側へと取り付け道路を設置して大型スーパー前の国道128号にアクセスする。

新庁舎は、鉄骨2階建てで延べ面積は約2600平方b。1階は、主に館山消防署スペースとして事務室のほかに消防、救急車両などの車庫のほか、救急車消毒室、機材備蓄倉庫、食堂・厨房などを配置。さらに、消防指令の中枢となる情報通信室を配置している。2階は消防本部事務室のほか、指揮本部室、予防課指導室などを配置、館山消防署スペースとして仮眠室や救急訓練室なども備えている。

取り付け道路は、歩道も含めて幅員約13b、延長45bほどで、国道脇には緊急車両用の出動表示灯が設置され、通行車両の注意を促す。建設費は約8億円で、施工は館山市の白幡興業(株)。

竣工式には、県知事(代理)はじめ安房の4県議、組合を構成する4市町長や議員、地元関係者ら約70人が出席する見込みで、式典終了後に庁舎内の見学も行われる。

【写真説明】完成した安房郡市消防本部・館山消防署合同庁舎=館山

12年3月14日 5,107
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