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きょう両市長出席し調印式

災害に強いまちづくりを進める館山市は、戦国武将里見氏の縁で観光や文化面で交流を重ねる鳥取県倉吉市と、新たに「災害応急対策活動の相互応援に関する協定」を結ぶ。きょう2日、倉吉市に金丸謙一市長が足を運び、調印する。

館山では東日本大震災をきっかけに、交流のある自治体との間で、相互応援協定の提携を進めている。「災害時には、被災を免れた遠隔地にある自治体からの応援が力になる」という考えで、倉吉に打診したところ快諾を得たという。

協定は11条からなり、どちらかの市が被災した場合の応援措置として▽食料その他生活必需品の提供▽応急救助にかかる職員の派遣▽被災者の一時収容のための施設の提供――などをあげている。

倉吉市役所で開く調印式には、館山から金丸市長と福岡信治市議会議長ら、倉吉からは石田耕太郎市長と谷本修一議長らが出席。金丸、石田両市長が協定書に署名、押印する。

館山は震災後の昨年11月25日に、デカンショ節の縁がある兵庫県篠山市と同様の協定を締結。平成19年に提携した山梨県笛吹市との「災害時における相互応援協定」もあり、相互応援の協定はこれで3件目となる。

倉吉は、鳥取県中部にある人口約5万人の市。里見氏最後の当主となった忠義の終焉の地という縁で、里見氏に関わる歴史資料の調査をはじめ、両市で開催する里見イベントでの民間交流などを重ねている。

13年に館山で開催した「南総発見フォーラム〜里見サミット」で、両市長らが「里見氏の文化遺産の共有」「里見氏と南総里見八犬伝を軸にしたまちづくりの連携」など、4項目の館山宣言を採択している。

12年9月1日 2,046

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