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畑を視察する「南房総オーガニック」のメンバーら

消費者への情報発信目指し

館山市、南房総市で有機農業を志す若手生産者11人が28日、消費者との交流や情報発信、生産技術の向上などを目的としたネットワーク組織「南房総オーガニック」を設立した。

活動の第1弾として12月16日、東京・代々木公園で開催される「アースデイマーケット」に出店し、都市部の消費者に安房の有機農産物をアピールする。また、消費者と「顔の見える関係」を築いていくため、会員らが協力して「有機農家巡り体験料理ツアー」などのイベント実施を検討していくという。

安房合同庁舎で行われた設立総会では、会員らがグループの名称や組織の規約、今年度の事業計画・予算などを承認。会長に館山市の岡本高憲さん(おかもファーム)、副会長に南房総市の田嶋勝也さん(いろは農園)を選んだ。

有機農業のあり方をめぐっては平成18年、議員立法で有機農業推進法が成立。千葉県も一昨年に「県有機農業推進計画」を策定し生産者の支援に取り組んでいる。

組織化を後押しした安房農業事務所の小倉哲也・改良普及課長は、設立総会で「ネットワークを活用し、情報交換や技術交流を進めてほしい。有機生産者の直面する課題は販路拡大。農業事務所も積極的に支援していきたい」とあいさつ。

岡本会長は「グループで智恵を出しながら、販売先の拡大につなげていきたい。これから20年、30年と農業での生活は続く。発展に向けて頑張っていきましょう」と会員らに呼びかけた。

この日は設立総会に先立ち、農業事務所がスキルアップセミナーを実施。参加者は南房総市2か所の会員の畑を視察し、防虫ネットの効果などについて意見交換した。

【写真説明】畑を視察する「南房総オーガニック」のメンバーら

12年11月29日 3,817

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