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映画のパンフを手にする加瀬さん

来月4日に木更津で試写会も

館山市出身の加瀬聡さん(37)が脚本、監督をつとめた長編映画デビュー作が、都内で劇場公開されることになった。木更津を舞台にした青春映画で、国際映画祭にもノミネートされた作品。5月4日には木更津市内で試写会も行われる。

加瀬さんは、日本映画学校卒。これまでフリーの助監督として「東京タワー・オカンとボクと時々オトン」、「着信アリ」「アンフェア」「ゼブラーマン」などの数多くの映画製作にかかわっている。

加瀬さんの長編デビュー作「スピニング カイト」は、パンクバンドの若者4人が木更津市を舞台に繰り広げる青春ストーリー。高校時代を木更津で過ごし、バンド活動に励んだ実体験を素材にしている。

埼玉県川口市の「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011」にノミネートされたのを皮切りに、カナダ、アメリカなど世界各国の映画祭、映画賞でノミネート、受賞するなど高い評価を得ており、満を持して劇場公開されることになった。

東京・新宿の「テアトル新宿」で5月18日からレイトショーされ、順次各地で上映される予定。公開を前に、5月4日には木更津市民会館で試写会も開かれる。

「公開記念ご協力ありがとうございました1コイン試写会」と銘打った試写会は、撮影場所となった木更津市民への感謝と、出身の安房地域の人たちにも気軽に訪れてほしいとの思いを込め、入場料を500円に抑えた。

午後1時半開場で、2時から上映。上映後には出演者らによるトークショーなども予定されている。「木更津を舞台にした映画だが、安房地域の人たちもぜひ見てもらいたい」と加瀬さん。

次回の短編映画では、南房総、館山の撮影も予定している。加瀬さんは「昔は正直嫌いだったが、いまは千葉、房総半島の良さに気付き、素敵な街に育ったと思っている。これからも映画を通して、すばらしい房総の土地や人、風土、文化を多くの人に見せたい」と郷土への思いを語る。

今後の方向性について「撮りたいものだけを撮るのでなく、多く人に見てもらい、楽しんでもらえるような作品をつくりたい。観客の笑顔、映画館を訪れた人たちの顔を想像しながら映画をつくり、全国300館ぐらいで上映されるような監督になりたい」と意欲を語っていた。

【写真説明】映画のパンフを手にする加瀬さん

13年4月25日 2,594
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