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節目祝う記念事業実施 館山

22日に実行委会立ち上げ

館山市は、米国ベリンハム市との姉妹都市提携から今年で50周年を迎えるため、記念事業開催に向けた実行委員会を22日に立ち上げる。市民レベルで国際交流を展開する館山国際交流協会はじめ、安房高や白百合学園、ヨットクラブ、ライオンズクラブ、ロータリークラブ代表らベリンハム市との関わりの深い関係者14人で構成。半世紀の節目を祝う記念事業の具体化を進めていく。

両市の姉妹都市提携は昭和33年に遡る。日本の都市との縁組を望んでいたベリンハム市が、世界友の会を通じて館山市へ意向を打診。市議会全員協議会の承認を得て、同市も縁組を承諾。7月には両市に都市縁組委員会が組織され、東京工業クラブで姉妹都市縁組式典が開かれ、正式に姉妹都市提携が成立した。当時、外国の都市との姉妹都市は県内でも初めてだった、という。

ベリンハム市は、アメリカ北西部のカナダ国境から20マイルに位置する人口約7万3000人の港湾都市。商業が主産業で、海洋性リゾート関連産業も近年盛んになり、冬はマウントベーカーのスキーリゾートとしても有名。市内にはパルプ工場、アルミニウム工場、石油精製工場なども立地。林業やキングサーモンを主としたサケ漁、周辺は酪農を中心とした第一次産業も盛んで、館山市との類似点も多い。

姉妹提携以来、官民レベルでの相互訪問が本格化。45年には大阪万博のワシントン館にベリンハム市から出品されていたトーテムポールが館山市へ贈られ、市役所玄関前に設置し、現在は風雨で朽ち果てたが数年前まで両市の友好のシンボルとなっていた。

翌年には初めての交換中学生がべ市を訪問。以後、ライオンズクラブが中心となって毎年派遣と受け入れのYE事業が続いている。62年には若潮マラソンに出場するため、夫婦1組が来館。翌年からはべ市の伝統レース「スキー・トゥ・シーレース」に毎年選手団を派遣、べ市からも若潮マラソンや鏡ヶ浦駅伝などに何度となく参加している。

平成2年からは、両市役所の間で職員交換事業もスタート。このほか、オーケストラや舞踊団の相互訪問、英語科を設けた安房高の学生交換事業、小学生同士のグリーティングカードの交換など、幅広い分野にわたって交流が展開されている。

記念事業としては、いまのところ両市での記念式典開催に合わせた相互の訪問団派遣と受け入れが計画されているが、実行委でこうした詳細を詰めていく。

08年1月19日 2,970

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