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交差点改良で実質4車線化される館山バイパス那古以北区間

近く着工、27年度中の完成見込む

暫定2車線のボトルネック状態で慢性的な交通渋滞を引き起こしていた国道127号館山バイパスの、那古交差点から川名地区交差点までの間約1・1`が、交差点改良事業で実質4車線化される。地元の再三の要望活動が奏功したもので、先ごろ千葉国道工事事務所が工事を発注。間もなく着工する予定で、平成27年度中には完成が見込まれている。

工事は、バイパスと県道が交差する館山市の那古交差点から、南房総市境の館富トンネル南側の川名地区交差点までを、下り車線に右折レーンを設けるなどして実質4車線化する。また、ほぼ中間地点に位置する直売所の「健人館」前には、千葉行き高速バスのバス停があることから、4車線化に伴い上下車線脇に新たに停留所(バスレーン)を設ける方向で、警察を交えた調整に入る予定という。

館山バイパスは、4車線分の用地を確保しながら、交通量などの関係もあって暫定2車線で供用を開始した。その後、地域でも最も利用の多い主要幹線道路となり、観光シーズンの休日ともなると慢性的な大渋滞が発生。また、朝晩の通勤時間帯でも車の列が続き、観光客や市民から多くの苦情も寄せられていたため、交差点改良などの道路環境整備により平成21年3月、南総文化ホール前交差点〜那古交差点までの約3・8`が4車線化された。

それでも、富浦側を含めた那古以北が、典型的なボトルネック状態で慢性的な渋滞・混雑は続き、最近では平行する狭い道路の抜け道利用が増え、高齢者や子どもたちに新たな危険をもたらしていた。このため、市や商工・観光団体などの地元関係者が早期整備を再三陳情。今回も交差点改良としてボトルネック部分が1・1`ほど解消されることになった。

この事業により、館山バイパスのうち館山市側のほぼ全線にあたる約5・2`が実質4車線化され、4車線整備率は94%となる。とはいえ、トンネルを含めた富津館山道路富浦インター出入口までの区間のボトルネックは解消されないため、地元の関係団体では全線4車線化を求めて引き続き整備促進を関係機関に働きかけていきたい、としている。

【写真説明】交差点改良で実質4車線化される館山バイパス那古以北区間

14年1月4日 4,900
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