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中学生にショートバウンドの捕球法を指導=丸山中学校

サンフランシスコジャイアンツ所属の

植松さんが中学生を熱血指導

館山市出身で、現在はメジャーリーグ(MLB)の名門サンフランシスコ・ジャイアンツのブルペンキャッチャーとして活躍する植松泰良さん(30)を迎えての中学校野球教室が5日、南房総市の丸山中学校野球場で開かれた。市内の中学校から70人の野球部員が参加し、投球や守備、打撃の基本などを教わった。

小学生時代、「夢の大リーガー」と卒業文集につづった植松さんは、館山三中から甲子園出場を目指して県北の強豪・西武台千葉に進学したが、完全燃焼できずに悔しい思いをした。卒業後「将来、なんらかの形で野球にかかわりたい」と思い渡米。アスレチックトレーナーに刺激を受け、サウス・イリノイ大学に入学した。

大学の実習で、MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツに帯同したことがきっかけとなり、2007年、同チームのブルペンキャッチャーとして正式契約。その年のMLBオールスターゲームでは、アメリカンリーグのブルペンキャッチャーも経験している。

メジャーで活躍する植松さん

ジャイアンツはその後、10年、12年と2度のワールドチャンピオンに輝き、あのイチロー選手でさえ1つも持っていないという、チャンピオンリングを2個持っている植松さん。ほかに日本人では、オリックスからメジャーへ渡り、フィラデルフィア・フィリーズ時代に2度のワールドチャンピオンとなった田口壮選手が2個所持しているだけ。

教室は南房総市・鋸南町野球連盟が主催した。午前9時から始まり、時間を1時間延長し4時間にわたって技術指導した。植松さんのほかに3人のメジャー関係者や、現役のプロ野球選手も招かれ、指導にあたった。

守備練習では植松さんが、キャッチボールの大切さを教え「相手の気持ちになり、1球1球大切に投げる」「基礎の積み重ねがあって、派手なプレーができるようになる」などとアドバイス。子どもたちは実戦に生かそうと、真剣に聞き入っていた。

打撃はフリー、トス、ロングティーなど7か所に分かれボールを打った。白浜中2年の高木裕太朗くんは「現役選手の言葉は説得力があり、やる気がでた」。和田中1年の長谷川晃さんは「オーラが違う」などと目を輝かせていた。

【写真説明】中学生にショートバウンドの捕球法を指導=丸山中学校

【写真説明】メジャーで活躍する植松さん

14年1月7日 3,743
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