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完成した「モントレー万祝」の複製

米の万祝複製を展示 4月5日から

明治時代に房総半島からアメリカ西海岸に渡ったアワビ漁師がまとった晴れ着「モントレー万祝」の複製が、4月5日から20日まで、館山市の渚の博物館に展示されることになった。展示期間中は、担当学芸員による解説会なども予定されている。

モントレー万祝は、同市立博物館とアメリカ・カリフォルニア州モントレーに、それぞれ1着しか残っていない貴重なもの。日米の国旗や潜水ヘルメット、アワビが描かれ、すそには「Monterey USA」の文字が染め抜かれている。

複製は鴨川市にある染色業「鈴染」の鈴木幸祐さんが、モントレー日系人会の依頼で取り組んだ。原寸大の写真などから型を起こし、伝統技法で当時の鮮やかな色彩を忠実に再現。完成まで、およそ1年半を費やした。

同館での展示は、5月から予定しているモントレーでの展示に先立ち行われるもので、同日系人会の好意で実現した。見学は無料。

展示期間中の関連事業として、12日午後1時半から2時半まで同館企画展示室で、担当学芸員による「房州とモントレー」と題したミュージアムトークが開かれる。19日午後1時半から3時半までは、海辺の広場レクチャールームを会場に、鈴染の鈴木さんを講師に迎えてのワークショップ「万祝の型染体験」も予定されている。

ワークショップは参加費1人1500円で、事前申し込みが必要。問い合わせは館山市立博物館本館(0470―23―5212)へ。

【写真説明】完成した「モントレー万祝」の複製

14年3月22日 3,175

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