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通行料が引き上げられた鴨川有料

迂回路措置で実質的 鴨川有料は値上げ

県道路公社は、「房総スカイライン」(通称・房スカ、約10`)の無料通行期間を、有料道路の償還期限とされる平成31年4月20日まで延長する事を決めた。この措置により、実質的な完全無料化となった。その一方で、房スカに接続し鴨川市が無料化を切望する鴨川有料道路は、消費税率の改定に伴って1日から通行料が引き上げられた。

房スカは、南総の丘陵地帯を経由し、内房と外房をつなぐバイパス道路の一部として重要な役割を担う道路。平成25年2月に起きた国道410号大戸見隧道などの崩落時から、迂回路として無料通行を実施していた。

同公社によると今後も、君津市内の410号線にある隧道で、断続的にトンネルの安全対策工事が実施される。この工事の影響で道路の幅員が狭くなり、数か所で片側交互通行となるため、これまで同様に迂回路としての房スカ利用を考慮し、無料化延長に踏み切った。

無料化に、鴨川市民からは「ありがたい。都内や君津方面に行くときには必ず通っている」「もっと短い鴨川有料道路も無料にしてくれると、助かるのに」などの声が聞かれた。

市民の生活路線ともいうべき鴨川有料道路は、君津市と鴨川市を結ぶ5・1`の路線。房スカと同じ日に料金徴収期間の満了を迎えるが、観光立市を目指す鴨川市では、1日も早い無料化を訴える。地域経済発展の足かせ≠フひとつにも挙げられ、地元の関係者は「房総スカイライン・鴨川有料道路南房総無料化推進協議会」を数年前に発足。要望書や意見書なども県へ提出している

県道路公社は、消費税8%の引き上げに伴い、鴨川有料道路の通行料と回数通行券の料金を改定した。新料金は4月1日から適用され、普通車が200円から210円、大型車Tも300円から310円とともに10円の値上げ。大型車Uは700円から720円に。軽自動車と軽車両に変更はなかったものの、通勤通学利用者にとっては負担となる。

【写真説明】通行料が引き上げられた鴨川有料=君津

14年4月19日 7,721
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