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開花が始まった北口さん夫妻の牡丹園=館山市亀ヶ原

北口さん夫妻 手づくりで600株植栽

夫婦が無料開放している館山市亀ヶ原の牡丹園で、約600株のボタンの開花が始まった。まだ、五分咲きほどだが、待ち切れないファンら連日100人を超える入園者でにぎわっている。今週末には見ごろを迎え、5月の大型連休ごろまで楽しめそうという。

同所の北口良平さん(69)、陽子さん(65)夫妻が丹精している牡丹園。田んぼを埋め立てた約1300坪の園内には、600株160種と国内で販売されるボタンの半数ほどの種類が植栽され、ピークともなれば優雅に赤や白、紫、黄色と色とりどりの大輪の花が咲き誇る。

「いつかは牡丹園をやりたい」という夢を抱いていた良平さんは、会社員時代から自宅の庭で栽培。定年が真近となった10年ほど前、陽子さんの実家から休耕田を譲ってもらえることになり、住居も移し、時間をみては夫婦2人で手づくりで整備を始めた。苗は本場・島根の大根島から購入し、開花時期を考えながら種類別に植栽。61歳で退職してからは作業も本格化し、1年をとおして施肥や草取り、剪定(せんてい)などを行い、「4年前から園として開放できるまでになった」。

今年は、例年より1週間ほど開花が遅いというが、ようやく暖かくなり始めた陽気に誘われ早生種から次々と開花。「昨年初めて見て感動した」などというファン≠熨揩ヲ、優雅な花姿に見入っている。

入り口に置いた募金箱には、感激した入園者からの浄財も寄せられ、肥料や資材購入などに充当。今年は、直射日光を避けて(花の)独特の色合いを出すために、よしずも整備した。

牡丹園は、県道296号線(和田丸山館山線)を館山から三芳方面に東進し、横峰橋の約200bほど手前を右折。入り口に「ぼたん開花中 ご自由にごらんください(無料)」の小さな看板がある。問い合わせは、北口牡丹園(0470―36―3412)まで。

【写真説明】開花が始まった北口さん夫妻の牡丹園=館山市亀ヶ原

14年4月23日 7,577

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