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デカンショ節を歌う篠山市の関係者ら=館山市内

♪デカンショ、デカンショで半年暮らす――。デカンショ節で親交がある兵庫県篠山市の丹波篠山観光協会(中西薫会長)の一行が23日、館山市八幡にある「デカンショ節発祥の地記念碑」を訪れ、デカンショ節を披露した。

デカンショ節は、篠山地方の盆踊り唄がルーツ。明治時代、東京に出ていた篠山の学生らが、海水浴に訪れた館山の旅館で歌い、同宿だった旧制一高(現東京大学)水泳部員学生らも盛んに歌い、学生歌として全国に広まったとされる。

「篠山生まれ 館山育ち」とされるデカンショ節が取り持つ縁で、昭和53年に観光協会同士で姉妹都市提携。その後、旅館跡地には記念碑も建立された。行政レベルでは平成23年に防災協定を結んでいる。

今回は観光協会の視察研修で、中西会長ら会員、市関係者、デカンショ保存会メンバーら41人が館山市を訪問した。

たてやま渚の駅で金丸謙一市長らの歓迎を受けた一行は、市内視察を経て、デカンショ節記念碑を見学。記念碑を囲むと自然発生的に「デカンショ、デカンショ」と声が上がり、手拍子を打って熱唱。全国に誇る篠山の民謡を発祥の地で披露し、懇親会では館山の関係者らと交流も深めた。

中西会長は「山の篠山に対して、海の館山は風光明媚(めいび)で素晴らしいまち。父親が観光協会長時代に姉妹都市の協定を結んでおり、私自身館山を訪れるのが念願だった。こうして記念碑も見ることができ、感慨ひとしお。今後も市民レベルでの交流を続けたい」と話していた。

【写真説明】デカンショ節を歌う篠山市の関係者ら=館山市内

15年2月25日 5,265

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