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タイトル:海の民の祭典@D雅に勇壮に 洲崎神社例祭 館山
掲載日時:2018年08月22日(水曜日) 20時00分
アドレス:http://www.bonichi.com/News/item.php?iid=12405

ミノコオドリを舞う子どもたち=洲崎神社で

ミノコオドリに神輿渡御

館山市の洲崎神社の例大祭が、21日行われた。県指定無形民俗文化財の「洲崎のミノコオドリ」が奉納されたほか、急勾配の階段を下る神輿渡御があり、大勢の観客で盛り上がりをみせていた。

洲崎地区で代々受け継がれている伝統芸能のミノコオドリは、地区の小中学生を中心とした女性たちが、オンベ(長柄の御幣)を担ぎ、日の丸の扇子を使って太鼓や歌い手を中心に輪になり踊る。

神輿を揺らしながら石段を下りる担ぎ手たち=同

今年は、最年少の5歳の女の子を含む14人の踊り子たちが、薄だいだい色の羽織を身にまとい、太鼓や歌い手のリズムに合わせて、社殿と社務所前で華麗な舞を披露した。

ミノコオドリを踊った西岬小6年生の田邉朋花さん(11)と田邉心美さん(11)は「暑い中だったけど、練習どおりに踊れて楽しかった。来年からも踊っていきたい」と笑顔で話していた。

踊りの奉納後は、祭り最大の見せ場でもある神輿の渡御。「厄払坂」と呼ばれる約30度の急勾配の石段を、100人ほどの担ぎ手たちが、荒々しくもゆっくりと階段を下りる。途中で威勢良く左右に大きく揺らしたり担ぎ上げたりしながら、148段の石段を無事下りると、見守る見物人たちは拍手喝采だった。この後、神輿のお浜出があり、浜まで出てもみ合うと海の民の祭典≠ヘ最高潮に達した。

【写真説明】ミノコオドリを舞う子どもたち=洲崎神社で

【写真説明】神輿を揺らしながら石段を下りる担ぎ手たち=同

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