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タイトル:伝説の海≠ナ鯛供養鴨川 小湊沖
掲載日時:2015年01月19日(月曜日) 20時00分
アドレス:http://www.bonichi.com/News/item.php?iid=9706

海上で読経する僧侶=小弁天島沖で

僧侶や住民ら100人が参列

タイを供養する全国的にも珍しい祭事「小湊妙の浦弁天祭(鯛供養)」が18日午前、鴨川市小湊で営まれた。僧侶や地元民ら約100人が参列し、海上での読経などで、日蓮聖人縁起のマダイへの感謝と供養、海の安全を祈願した。

天然のマダイが水面に集まる神秘的な現象が見られる妙の浦は、日蓮聖人が誕生した際にマダイが群れて祝ったという伝説があり「鯛の浦」とも呼ばれている。タイは、聖人の化身と言い伝えられ、地元では周辺で獲れたマダイを食する者は無く、誤って漁網などにかかってしまった場合は、小湊妙の浦遊覧船協業組合の冷凍庫で保管し、誕生寺境内にあるタイ塚に手厚く葬っている。

珍しいマダイの現象は、昭和に入って広く知られるようになり、遊覧船の運航など地域の観光振興に大きく貢献したことから、観光や漁業に携わる住民らが中心となりマダイと、守護神として小弁天、大弁天島にまつる弁財天への感謝を表すため、毎年1月18日に祭事を営むようになったという。

姿を現した2匹の大マダイ

この日は、午前8時半ごろから日蓮聖人の両親がまつられる妙日山妙蓮寺(両親閣)で読経した後、同遊覧船協業組合の船着場まで、恵比寿像を持った組合員と僧侶、住民100人余りが、うちわ太鼓を打ち鳴らし「南無妙法蓮華経」の題目を唱えながら行列。

その後、遊覧船に乗船し小弁天、大弁天島沖で再び読経。漁船や遊覧船などの海上安全を祈願した。マダイの浮き上がる場所で餌をまくと、2匹の大マダイが姿を現し、乗船者は手を合わせ地域観光への貢献に感謝していた。

同遊覧船協業組合の松本鶴松理事長は「今年は2匹の大マダイが姿を見せてくれた。良い1年になるでしょう」と話していた。

【写真説明】海上で読経する僧侶=小弁天島沖で

【写真説明】姿を現した2匹の大マダイ

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