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全チーム選手堂々の入場行進

2球場で早くも8試合

砂けむりあげ投げる、打つ、走る!

草野球の安房チャンピオンを決める大会で、勝負に力を傾けるのはもちろんだが、久々に顔をあわす仲間との交流、職場仲間での親睦などレクリエーションの要素も大きいのが大会の魅力でもある。普段は仕事に汗する男たちが、大粒の汗を流して白球を追う。お父さんたちの夏≠ェ開幕した。

昨年優勝の海自館山が優勝杯を返還

一塁側、三塁側の2手に分かれ、内野ファールゾーンから各チームが入場した。昨年優勝の海自館山、準優勝のスネークスを先頭に、プラカードを手にした選手らは2列縦隊になって行進。外野フェンスを沿うように進んだ2つの行進は、バックスクリーン中央前で合流。その後、ゆっくりと内野側に歩を進めた。

選手らは、一塁と三塁の間に横一列となって整列。赤、空色、縦じまもよう。グラウンドは、色とりどりのユニホームで彩られた。

主催者を代表し房日新聞社和田社長のあいさつ

開会式では、主催者を代表して房日新聞社の和田秀夫社長があいさつ。各チームに実施したアンケートの結果、メンバーが集まらない、高齢化など若者の不足が課題になっている点を指摘し、「若者が地域に帰ってきて野球を盛り上げてほしい」と強調。さらに、「(アンケートで)各チームこの大会でいろいろな目標があることも分かった。それぞれの目標に向けて力いっぱいがんばってほしい」と健闘を祈った。

南総パイレーツ鈴木選手が選手宣誓

秋山光章県議、金丸謙一館山市長ら来賓のあいさつの後、トロフィー、カップの返還があり、海自館山はじめ昨年の上位3位チームが、和田社長、県民センター安房事務所の清水延郎所長に、優勝トロフィーや杯などを手渡した。

最後に、選手宣誓に立った南総パイレーツの鈴木利行主将は「我々選手一同は、社会人としての誇りと自信を持ち、いままで鍛えた力を精一杯出し、この大会を盛り上げ、社会人らしい大会にすることを誓います」と力強く宣言した。

式後は、館山運動公園、館山市民運動場で1回戦8試合(1試合棄権)が行われ、2か月に及ぶトーナメントの火ぶたが切られた。初日から各試合で好ゲームが繰り広げられ、市民運動場第4試合では和田TAIKYOの松本謙吾選手が大会第1号となる本塁打を放った。

〈10日の成績〉

【館山運動公園】

早くも白熱した試合を展開

ブラボーズ

0100002 3

013000X 4

ハッピーエンドレス

(ブ)生貝、松尾―山田、網代

(ハ)判沢―黒川

▽二塁打=生貝(ブ)、黒川、尾形洋(ハ)

【審】辻、平嶋、児玉

【戦評】ブラボーズは二回、生貝のタイムリー二塁打で先制。ハッピーエンドレスは二回に同点とした後、三回黒川、尾形政の連続二塁打で3点と逆転、そのまま逃げ切ると思われた。しかし、ブラボーズは六回、1死二、三塁に大胡のタイムリーで1点差に詰め寄るが、後続を抑えられ万事休す。

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ジェントルマン

00001 1

11402 8

鴨川エンペラーズ

(五回コールド)

(ジ)田辺、早川―高梨、吉野

(鴨)君塚―吉田

▽二塁打=大石(鴨)

【審】松本、吉田恵、永野

【戦評】鴨川エンペラーズは初回、四球の走者が内野のエラーでかえり1点、二回栗原、刈込の連打とワイルドピッチで1点、三回四球で出塁の2走者を大石の二塁打とワイルドピッチ、四球で3点、五回には四球と石井、佐久間の連打で2点を追加、コールド勝ち。一方、ジェントルマンは三回、早川、?梨が連打で出塁するも無得点。五回早川が安打で出塁し、1点を入れるも残念だった。

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ドリームドッグス 棄権

和田チェリー 不戦勝

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スーパーキリギリス

0020020 4

000050X 5

GO―UP

(ス)笹子―吉田

(G)乾―加藤健

▽三塁打=斉藤(G)▽二塁打=吉田正、山田(ス)、加藤泰(G)

【審】磯部、鈴木典、松本

【戦評】静かな立ち上がりも、三回スーパーキリギリスは、四球を足場に内藤、青木の連打と内外野の乱れに乗じ、2点を先取。GO―UPは五回、斉藤の三塁打と四死球、早川、林、加藤の3連打で5点を奪い逆転。後半キリギリスは六回、小宮の安打と吉田正、山田の二塁打で2点をとり猛追。追われたGO―UPだが、乾投手が七回のピンチも乗り切り、接戦を制す。

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【館山市民運動場】

コスモス

3120003 9

0010000 1

館山信用金庫

(コ)南政、鈴木勇、落合幹―鈴木勇、落合幹

(館)加藤寿―小宮信

▽二塁打=鈴木勇、笠貫(コ)斉藤、佐藤(館)

【審判】渡辺勝、川名、飯田

【戦評】南房総市の雄で多くの実績を持つコスモスは、初回からそつなく攻め、2四球2安打で先行。三回にも二塁打の笠貫を敵失でかえし、さらに七回にも四球、敵失のチャンスを安打で結び堂々の戦い振りを見せた。一方、館山信用金庫は三回、落合を斉藤の二塁打でかえしたほか、三回のチャンスが点にならず。コスモス・笠貫の4打数4安打は特筆される。

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那古ファイヤーズ

24202 10

00000 0

フライヤーズ

(五回コールド)

(那)木曽―鈴木美

(フ)鈴木教―高木

▽三塁打=長沢(那)

【審判】神作、井月、山岡

【戦評】那古ファイヤーズは、前半3回で大量点を取り試合を決める。相手投手のいまひとつ制球力に欠ける投球に加え、内野手の失策、悪送球、走者を塁上においての安打で得点を重ね五回で終わる。一方、ファイヤーズは若さあふれるプレーを見せるものの、後が続かず初戦で敗れる。来季を期待したい。

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フェニックス

00110200 4

10201001 5

南総パイレーツ

(フ)川名―加藤

(南)越井―根橋

▽二塁打=植木(フ)山川(南)

【審判】渡辺勝、飯田、和田

【戦評】屈指の好投手を擁する南総パイレーツは一回、三回、五回のチャンスを得点にしたものの、いまひとつ後が続かず大量点には結び付けられず、フェニックスに追い上げられ苦しい戦いが続く。一方、フェニックスは越井投手に植木の二塁打を含め3本のヒットながら、敵失、悪送球に助けられ優勝候補の一角にあるチームと互角の戦いは賞賛される。

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TAIKYO

10002011 5

10001022 6

房州プレジデント

(和)二之宮国―真田靖

(房)内藤、白幡―鈴木和

▽本塁打=松本謙(和)▽二塁打=松本(和)長谷川(房)

【審判】神作、井月、山岡

【戦評】初回、和田TAIKYOが四球の走者を二之宮国がかえせば、房州プレジデントも失策の走者を寺崎がかえし、ともに譲らず。五回、和田TAIKYOの強打者の左翼越えの2ランで離したが、房州プレジデントも七回、長谷川の二塁打、2四球、2安打で同点とする。延長に入り1点を追う房州プレジデント岸が、右翼前に運び緊迫の2時間30分の勝負を終える。

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08年8月11日 26,112
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