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優勝の那古ファイヤーズ

新調の優勝旗は那古の手に

ブラボーズに快勝し3年ぶり二度目の栄冠

初の優勝旗を手にしたのは、那古ファイヤーズだった。4強が激突した最終日。決勝は、強豪パイレーツとの接戦を制した那古と、県職安房に逆転勝ちしたブラボーズのカードに。初回の先制で主導権を握った那古が、ブラボーズ打線を完封。3年ぶりの2回目の栄冠に輝いた。

那古ファイヤーズ

2030002 7

0000000 0

ブラボーズ

(那)小柴―鈴木美

(ブ)大野―須藤

▽三塁打=山口(那)▽二塁打=大道(那)

【審】神作、松本、児玉、山岡

【戦評】 那古が貫禄の勝利。

那古は初回、1番・羽山、2番・鈴木美の連続安打で先制。この回2点を挙げて試合を有利に進めた。

三回には、2死から四球、内野安打でチャンスをつくり、山口が三塁打、大道も二塁打を放ち、一挙3点。

最終七回には、小柴、羽山の適時打で2点。打線がつながり、計7得点を挙げた。

準決勝からの連投で疲れの残る小柴投手は、四球などで走者を出すが、要所を締めるピッチングで、ブラボーズ打線をシャットアウトした。

ブラボーズは、三回に無死満塁、五回と六回には1死一、三塁の好機をつくるが、那古の堅守に阻まれ、涙を飲んだ。

優勝監督談話 長沢淳一監督

1、2番の鮮やかな先制攻撃で、那古が試合の流れをつかんだ。

三塁手の頭上をふわりと越えるラッキーなヒットで出塁した1番・羽山は、ベンチの指示通り、すぐさま盗塁。2番・鈴木美は、追い込まれながらも、待っていた内角高めの直球を迷わず振り抜いた。

打球は遊撃手の脇を鋭く抜けた。羽山が俊足を生かして、一気に生還。この回、さらに1点を挙げて試合の主導権を握った。

「準決勝は1点差の緊張したゲームだっただけに、2点をもらい『もうこの試合は大丈夫』というとても楽な気分でマウンドに登れた」と小柴投手。

連投のエースを勇気付けた初回の先制。長沢監督も「ポンポンと2点を取ってくれた。あれが試合の流れを決めた」と振り返る。

先制打を放った鈴木美は「うちは3番、4番がしっかりしているので、打席ではつなぐという意識しかなかった。先制点となりうれしい」と笑顔をのぞかせた。

個人賞受賞者

【最優秀選手賞】

山口聡(那古ファイヤーズ)

▽受賞理由=準決勝、決勝でヒットを量産。長打を放つなどチームの優勝に貢献

「とにかくチームの役に立ちたい、塁に出たいという一心でプレーをした結果だと思う。最高の気分です。いい思い出にしたい」

【最優秀投手賞】

小柴大作(那古ファイヤーズ)

▽受賞理由=準決勝、決勝と2試合を完投し、いずれも完封。

「準決勝の調子はよかったが、決勝では疲れが出た。チームの堅い守りのおかげです。うれしい」

【打撃賞】

羽山剛正(那古ファイヤーズ)

▽受賞理由=準々決勝以上のリーディングヒッター

「クリーンヒットはなく、たまたまです。打てなくても監督がずっと1番で使ってくれているので、(出塁するという)1番の仕事を心がけた」

【優秀選手賞】

村井政樹(ブラボーズ)

▽受賞理由=準決勝で2安打を放ち、チームの決勝進出の立役者

「準決勝ではいい仕事ができてうれしい。決勝では点差がついてしまい残念。来年は那古にリベンジしたい」

◇鮮やかな速攻で主導権 決勝

1、2番の鮮やかな先制攻撃で、那古が試合の流れをつかんだ。

三塁手の頭上をふわりと越えるラッキーなヒットで出塁した1番・羽山は、ベンチの指示通り、すぐさま盗塁。2番・鈴木美は、追い込まれながらも、待っていた内角高めの直球を迷わず振り抜いた。

打球は遊撃手の脇を鋭く抜けた。羽山が俊足を生かして、一気に生還。この回、さらに1点を挙げて試合の主導権を握った。

「準決勝は1点差の緊張したゲームだっただけに、2点をもらい『もうこの試合は大丈夫』というとても楽な気分でマウンドに登れた」と小柴投手。

連投のエースを勇気付けた初回の先制。長沢監督も「ポンポンと2点を取ってくれた。あれが試合の流れを決めた」と振り返る。

先制打を放った鈴木美は「うちは3番、4番がしっかりしているので、打席ではつなぐという意識しかなかった。先制点となりうれしい」と笑顔をのぞかせた。

◇白球描いた初の優勝旗 閉会式で和田社長から授与

試合後には、ベスト4チームが参加して、同球場で閉会式が行われた。

大会成績発表後に優勝旗の授与があり、房日新聞社の和田秀夫社長から那古ファイヤーズの選手に白球の図柄が特徴的な深紅の優勝旗が手渡された。

主催者を代表してあいさつした和田社長は、選手らの健闘を称え、「来年に向けてまたがんばってほしい」と激励。「大企業では景気が上向いているというが、中小企業、地方はまだまだ厳しい状況。みなさんの若いパワーで地域を盛り上げてほしい」と呼びかけていた。


〈準決勝の結果〉

【館山運動公園球場】

那古ファイヤーズ

0000001 1

0000000 0

南総パイレーツ

(那)小柴―鈴木美

(南)越井―座間、平柳

▽二塁打=千田(那)

【審】鈴木典、平嶋、永野

【戦評】南総パイレーツ越井投手は、三者三振の快調な滑り出し。六回まで2安打無得点に抑えたが、七回千田の二塁打、死球、鈴木孝の安打で無死満塁のピンチ。投ゴロで本封、三塁走者をけん制球で2死に漕ぎ着けたが、小柴の内野安打で二塁から鈴木孝が好走塁でかえり1点を先取された。対する那古ファイヤーズ小柴投手は、1四球と内外野の失策で走者を許すも、後続を打ち取り、得点を許さず。七回裏2死後、内野飛球を一、二塁手のゆずり合いの1安打でノーヒットノーランの記録を逃すも、虎の子の1点を守り決勝進出。両投手の好投で素晴らしい投手戦、準決勝にふさわしい好ゲームであった。


県職安房

0001000 1

0000101x 2

ブラボーズ

(県)石堂、白井―八木沢

(ブ)松尾、大野―山田

▽二塁打=村井(ブ)

【審】佐藤、吉田恵、久保

【戦評】ブラボーズは四回まで3者ずつで抑えられていたが、五回村井の二塁打でチャンスをつくる。ライトフライで三進し、内野ゴロの間に走者がかえり同点に追いつく。そして七回裏、内野安打と3四球で押し出しで辛勝。一方、県職安房は、四回に内野安打の走者が投手の悪けん制で三進し、悪投球で先制したが、五回以後安打なく、健闘するも涙を飲む。


【写真説明】

優勝の那古ファイヤーズ

11年9月26日 24,910
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