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「野球ってすばらしい」

県職安房の八木澤主将感謝と全力プレーを宣誓

堂々の入場行進

今年の栄冠はどのチームに――。安房チャンピオンを決める郡市大会としては、半世紀以上の歴史を誇る伝統の大会。人口が減る中でも、今年の参加チームは2チーム増えた。普段は仕事に励む青年、壮年が、野球を通して、交流をするのも大会のひとつの魅力。野球を愛する男たちの暑い夏が、開幕した。

開会式のあった館山運動公園野球場には、出場全チームが集合。選手たちはプラカードを掲げてグラウンドに入場。優勝旗を手にする昨年王者の那古ファイヤーズ、準優勝のブラボーズを先頭に行進し、来賓が待ち構える内野側に整列した。

選手宣誓する八木澤主将

主催者を代表して房日新聞社の和田秀夫社長は「海の向こうのイギリスではオリンピック、国内では8日から高校野球が開幕。国内外でアスリートたちが活躍している。安房郡市ではこの社会人野球大会が開幕した。盛大な大会となることを祈る」とあいさつ。

続いて金丸謙一館山市長、秋山光章県議など来賓が、選手らの健闘を祈って、激励のあいさつをした。

優勝旗、優勝杯の返還では、那古ファイヤーズの選手が、昨大会で新調された真紅の優勝旗を和田社長に手渡した。

始球式で投じる金丸館山市長

選手宣誓に立った県職安房の八木澤篤主将は「野球と出会い数十年。いまでも健康で野球ができることをうれしく思う。そして、野球ができる環境をつくってくれる家族、連盟の方々、審判員、グラウンド管理のみなさんありがとうございます。野球ってすばらしいということを実感しながら、感謝と全力プレーを胸に、野球に夢中になることを宣誓します」と力強く語った。

開会式後には、南房総市の上野勝美副市長を捕手、館山市体育協会の三浦英喜会長を打者に、金丸館山市長が始球式。ズバッとストライクを決めて、熱戦の幕開けを盛りたてた。

大会初日のこの日は、同球場と館山市民運動場で1回戦7試合が行われ、初日から好ゲームが繰り広げられた。準決勝、決勝は、9月30日の予定となっている。

◇船形ク 初戦敗退の波乱

〈5日の結果〉

【館山運動公園】

第1試合のステッパーズの猛攻

ステッパーズ

40737 21

20000 2

フライヤーズ

(五回コールド)

(ス)米田、岡崎―丸山

(フ)中間、高木―高木、庄司

▽三塁打=石上(ス)鈴木一(フ)▽二塁打=杉本、牧野、岡崎、佐々木(ス)野島(フ)

【審】渡辺勝、平嶋、吉田恵

【戦評】初回ステッパーズは杉本の二塁打に4つの四球、ワイルドピッチで4点先取。さらに三回には、四死球に牧野の二塁打、内外野の失策に乗じて7点。交代した投手に石上の三塁打、佐々木、岡崎の二塁打などで四、五回も加点、計21点をあげてコールド勝利。フライヤーズは、初回こそ鈴木一の三塁打で2点を返したが、闘志が感じられない戦いぶりは残念。


おくまや

00000 0

6080X 14x

館山市役所

(五回コールド)

(お)川名、安長一、鈴木―佐久間

(館)鈴木茂、小倉―佐野

▽三塁打=小倉(館)

【審】佐藤、鈴木美、井月

【戦評】館山市役所は初回、先頭打者小倉が三塁打、それを足場に1死満塁とし、3連続タイムリーで計6点。三回には、無死満塁から相手投手の制球難で7連続四死球で8点、コールド勝ち。おくまやは散発3安打に抑えられ完敗。来季の奮起に期待する。


フェニックス

0004000 4

104300X 8

南房総ビッグスターズ

(フ)平島、高梨、田村―田村、平島

(南)原田―小林

▽二塁打=鈴木和(フ)

【審】渡辺勝、磯部、山岡

【戦評】南房総ビッグスターズは初回、死球、盗塁、ワイルドピッチで先制。三回は石井克、岡本の安打に四球と失策に乗じ4点、四回も四死球と宇山の安打で加点し、原田投手の頭脳的な投球で初戦を飾る。フェニックスは四回、鈴木の二塁打、山口、高梨の安打に四死球を絡め外野手の失策につけこみ、4点と追い上げたが、以後は3安打に抑えられ敗退する。


スプリーズ

2010100 4

0000011 2

船形クラブ

(ス)石渡、柴本瑛―柴本瑛、金木

(船)鈴木教、吉野―鈴木里

▽三塁打=吉野(船)▽二塁打=鈴木、石渡(ス)小林(船)

【審】井月、佐藤、鈴木美

【戦評】スプリーズは、初回に敵失と四球の走者を鈴木の二塁打で2点先制。三回石渡の二塁打で1点、五回に1点で逃げ切る。船形クラブは五回、二塁打の小林をかえせず、六回には三塁打の吉野を鈴木里のタイムリーで1点をかえし、なお2死満塁と攻めるも後が続かず。七回にも好機にタイムリーがなく万事休す。

【館山市民運動場】

プアーズ

102011 5

302062x 12

ルーキーズ

(六回コールド)

(プ)間立―?橋行

(ル)坂本、安西―山根祐

▽三塁打=杉田(ル)▽二塁打=本橋、石井(プ)杉田、山根祐2、渡辺2(ル)

【審】加藤賢、干田、和田

【戦評】プアーズは初回、本橋の二塁打と石井の安打で先行、幸先のよいスタートを切ったが、ルーキーズの強打線が初回から爆発。杉田、山根の長打で追い付き、同点で迎えた五回、杉田の三塁打を足場に山根、渡辺の二塁打のほか、3安打を集め、大量点をあげて初戦を飾る。ルーキーズの重量打線は対戦チームの重圧となると思われる。


ドリーム ドッグス

10000000 1

00010001x 2

和田チェリー

(ド)西藤、出口―寺田

(和)杉山、安西―近田真

▽二塁打=西藤(ド)西岡、近田真(和)

【審】吉田茂、久保、永野

【戦評】好投手西藤、杉山の投げ合いで、1点を争う好試合となった。ドリームドッグスは初回、重なる敵失で点をあげれば、和田チェリーは四回近田真の二塁打と敵失で同点。以後、投手戦が続き延長戦に突入。ドリームドッグスは、代わった和田チェリー安西投手の速球を打ち込めず。その裏和田チェリーは、満塁から三塁ゴロのバックホームが逸れて、三塁走者がホームを踏み息づまる熱戦を終える。


TGM

0000110 2

000231X 6

やんぐまんず

(T)川名順、川崎幸―川崎幸、川名順

(や)田中幸―川名純

▽二塁打=川名純、座間(T)青山2、田中幸、宇田川、吉野、竹中

【審】神作、久保、吉田茂

【戦評】TGMは田中投手の速球に手を焼き、五回に川名順、六回には座間の二塁打で点に結び付けたものの、大量点には至らず、やんぐまんずは前半、川名投手を打ち込めなかったが、四回に連続安打の走者を竹中の二塁打がかえし、五回には青山、宇田川、吉野の連続二塁打で得点し、初戦を飾る。田中投手の力のある投球と強力打線は注目される存在となると思う。


【写真説明】堂々の入場行進

【写真説明】選手宣誓する八木澤主将

【写真説明】始球式で投じる金丸館山市長

【写真説明】第1試合のステッパーズの猛攻

12年8月6日 24,689
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