
「第13回安房郡市社会人野球大会」の3日目は17日、館山運動公園と館山市民運動場で1、2回戦8試合が行われた。
昨年優勝のスネークスが初登場。やんぐまんず相手に2本の本塁打を放つなど大量得点で初戦を飾った。
〈17日の結果〉
【館山運動公園】
和田TAIKYO
4200000 6
0000001 1
オールドスーパースターズ
(和)二之宮良、石井―笹子
(オ)木曽、稲葉―岩堀昭
▽三塁打=森(和)
【審】千田、井田、吉田恵
【戦評】和田TAIKYOは、立ち上がりのチャンスに二之宮、松本の連続タイムリーで4点、二回に2点と試合の主導権を握る。三回から代わったオールドスーパースターズの稲葉投手に散発3安打に抑えられるが、逃げ切る。オールドスーパースターズは毎回走者を出すが、後続なく、七回に1点をあげ零封はまぬがれたが、健闘むなしく敗退。
南総パイレーツ
0210200 5
0110000 2
プアーズ
(南)黒川―平柳
(プ)間立―竹埜
▽二塁打=黒政(南)間立(プ)
【審】植松、井月、久保
【戦評】南総パイレーツは二回、安打と外野手のエラーで出塁の走者が内野手の悪送球で帰り2点、三回エラーと神澤の安打で1点、さらに五回、内野安打と四球、小沢のの安打で2点を追加、逃げ切る。一方、プアーズは二回、間立、出口の安打と四球で満塁とし、外飛で1点、三回本橋の安打と間立の二塁打で1点を返すも、以後相手投手を打ちあぐみ敗退。
スネークス
20085 15
10000 1
やんぐまんず
(五回コールド)
(ス)藤本、石渡―加藤
(や)田中、佐野―田辺
▽本塁打=加藤、池田(ス)▽三塁打=斉藤(や)▽二塁打=関(ス)
【審】井月、小林、井田
【戦評】スネークスは初回、2死二、三塁にタイムリーで2点先行。その裏、やんぐまんず斉藤の三塁打で1点を反撃。スネークスは四回、加藤のソロ、池田の満塁本塁打を含め打者12人で8点と大量リード。五回コールド勝ち。やんぐまんずは、四回に2死満塁の好機をつぶし、優勝候補の1つと目されていたが大敗。最有力候補のスネークスとの力を見せられた一戦であった。
県職安房
不戦勝
棄権
丸高ラブリーズ
【館山市民運動場】
南房総ビッグスターズ
00100 1
2107X 10
ステッパーズ
(五回コールド)
(南)原田―小林
(ス)米田―牧野
▽二塁打=岡田、小林2(南)
【審】鈴木和、川名、黒川
【戦評】初回の明暗。南房総ビッグスターズは、連打で走者を進めたが暴走でチャンスを潰す。ステッパーズは、安打の牧野が重盗、適時打で先行。二回も四死球敵失で満塁から追加点を奪う。また四回にも相手守備の乱れ、走者を置いての適時打、さらにスクイズを決めるなど試合を決める。南房総ビッグスターズは10本の長短打を放ちながら、残塁を重ね残念な大会を終わる。岡本、小林の打棒が光る。
TGM
不戦勝
棄権
シャネルライオンズ
館山ASTY
4130000 8
562000X 13
平群野球倶楽部
(館)佐藤、多田羅―日比谷、岨
(平)安西、小藤田―熊沢
▽三塁打=安西(平)▽二塁打=日比谷2、佐藤、鵜沢(館)安西(平)
【審】吉田茂、磯部、和田
【戦評】初回、館山アスティの攻めは見事。2番根岸から5安打を集中し得点すれば、平群野球倶楽部も負けず四球に安西の三塁打を含む4安打で逆転。二回には敵失に四死球が重なり、小沢、安西、川名の安打で大量点を得、試合の主導権を握る。三回の攻守は両チーム共投手の乱れ、守備の乱れが点を重ねる。残念な試合となった。安房郡市を代表する小藤田投手の不調が行く手に一抹の不安を感じた。館山アスティの健闘を称えたい。
館山信用金庫
3050613 18
4200325 16
鴨川エンペラーズ
(館)落合―高木
(鴨)谷田、鹿嶋―鹿嶋、白石
▽三塁打=佐藤(館)谷田(鴨)▽二塁打=鈴木、織田、月原(館)福田、谷田、栗原3(鴨)
【審】神作、磯部、渡辺均
【戦評】初回から乱投、乱調戦が予想される幕開けであった。館山信用金庫は四死球に敵失の走者を鈴木が帰せば、鴨川エンペラーズは福田、谷田、栗原が二塁打を放ち逆転。四回以降内容はともかく、打撃戦。エラーが得点のポイントとなる展開が続き、2点、3点の差は最後までわからない一戦であった。かつての鴨川エンペラーズらしからぬ一戦であった、来季の再起を望みます。
【写真説明】猛暑の中の熱戦=館山運動公園で