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3年ぶり3回目の優勝を果たしたマスターズ=館山運動公園で

2―1でスネークスに勝利

エース、3本塁打で花添え

安房の社会人野球チャンピオンを決める「第16回安房郡市社会人野球大会」(館山市、鴨川市、南房総市・鋸南町各野球連盟、県民の日安房地域実行委員会、房日新聞社主催)の決勝戦が3日、館山市の館山運動公園であり、マスターズ(館山市)とスネークス(鴨川市)が対戦。マスターズが2―1で逃げ切り、出場35チームの頂点に立った。マスターズの優勝は3年ぶり3回目。

マスターズ(館山市)、亀田総合病院(鴨川市)、ブラボーズ(鋸南町)、スネークス(鴨川市)の強豪4チームが激突した。激戦を制したのは王座奪還を狙うマスターズ。準決勝、決勝ともに守り勝ち、3年ぶりに王者に返り咲いた。

〈決勝の結果〉

【館山運動公園】

スネークス

0001000 1

110000X 2

マスターズ

(ス)佐藤―松本

(マ)艫居―渡辺

▽本塁打=艫居(マ)▽二塁打=田畑(ス)石井(マ)

【審】井田、鈴木篤、鈴木美、渡辺勝

【戦評】マスターズが投手戦を制した。

初回、3番・艫居の今大会3本目となる本塁打で先制。二回には、2死から9番・石井、1番・関の連打で一、三塁のチャンスをつくり、ホームスチールで追加点を挙げた。

連投の先発・艫居は、伸びのあるストレートと切れのある変化球を自在に操り、要所を締めるピッチングで相手打線を翻弄(ほんろう)した。

一方のスネークスは四回、5番・田畑のタイムリー二塁打で1点差と迫り、なおも1死二、三塁のチャンスだったが後続が続かなかった。


◇強力打線わずか1安打に マスターズ・艫居春紀選手 鈴木監督「心中する覚悟」

好投したマスターズ・艫居投手=同

「よっしゃー!」。最後の打者を三振に斬って取ると、マウンド上で雄たけびを上げた。

伸びのあるストレート、切れのあるカーブ、スライダーを自在に操り、強力スネークス打線をわずか1安打に。3年ぶりの優勝に大きく貢献した。

2点リードで迎えた四回、味方のエラーと四球で招いたピンチで、5番打者にタイムリー二塁打を浴び1点差に。なおもピンチが続いたが、「ストレートで押していく」と強気のピッチングで後続を断ち、リードを守り切った。

打者としても勝利に貢献。初回、レフトスタンドに先制のソロ本塁打を放り込み、自ら援護。今大会3本目の本塁打だった。

右肩の故障で昨シーズンは思うようにピッチングができなかった。今季は徐々に調子を上げ、決勝戦では「絶好調」。ようやくストレートに球威が戻ってきて腕が振れるようになった。「今では思い切り投げられる。気持ち良かったです」と満足げ。

決勝での好投に鈴木監督も「(艫居)春紀と心中する覚悟でマウンドに送った。本当によく投げてくれました」と絶賛した。

◇優勝監督 鈴木元監督(43) (マスターズ)

準優勝のスネークス=同

王座奪還だけを狙って挑んだ。決勝戦の最終回は最後のアウトを取るまで緊張していた。試合に出ている選手だけでなく結成当初からチームを支えている人たちの力があってこそ。優勝できてほっとしています。

◇優勝チーム主将 小宮将司主将(29) (マスターズ)

なかなか人が集まらない中、みんなが何とか都合をつけて試合ができた。準決勝、決勝はほぼベストメンバーで戦えた。キャプテンとなって初めての優勝で、まだ実感は湧いていないが、来年は連覇を狙って頑張りたい

◇個人各賞の喜びの声

◇最優秀選手賞 艫居春紀選手(23) (マスターズ)

▽受賞理由=2打席連続本塁打を含む3本塁打。決勝では7回1失点の力投

「軟式ボールで初めてホームランを打てた。決勝は何とか優勝しようという気持ちで投げ切った。次は連覇を狙いたい」

◇優秀選手賞 安田剛選手(42) (スネークス)

▽受賞理由=3試合連続本塁打の活躍。チームを決勝進出に導く

「3試合連続は人生で初めて。さすがに準決勝、決勝では相手投手が良かったので打てなかった。また対戦したい」

◇最優秀投手賞 佐藤広和選手(32) (スネークス)

▽受賞理由=決勝をはじめほとんどのゲームを一人で投げ抜く

「優勝するためにここに来た。またゼロからやり直して頑張りたい」

◇打撃賞 関俊輔選手(26) (スネークス)

▽受賞理由=準々決勝からのリーディングヒッター

「みんながつないでくれたので打つことができた。2年連続準優勝は悔しいが、打のチームだと印象付けることができたと思う」


〈準決勝の結果〉

【館山運動公園】

亀田総合病院

0000000 0

3002000 5

マスターズ

(亀)高木―久保田

(マ)艫居、熊沢―立倉、関、田崎

▽二塁打=熊沢(マ)

【審】岡田、座間、井田、礒川

【戦評】マスターズは初回、4番小宮のタイムリーやホームスチールなどで3点を先取。四回にも相手のエラーで2点を追加し、リードを5点に広げた。

一方の亀田総合病院も四回にヒットで無死のランナーを出すも、後続が続かず。

マスターズ先発の艫居は6回1安打無失点の好投。抑えの熊沢が最終回を三者三振で締めくくった。


スネークス

00700 7

00000 0

ブラボーズ

(五回コールド)

(ス)石渡―松本

(ブ)寺本俊、大野―寺本大

▽二塁打=平野(ス)中村(ブ)

【審】栖原、坂原、神作、渡辺均

【戦評】スネークスは三回、関、田畑、高梨、平野のタイムリーなどで一挙7点を先行。

一方のブラボーズは三回に2本のヒットと四球で1死満塁のチャンスをつくるも無得点。

スネークス先発の石渡は要所を抑える投球でチームを2年連続の決勝に導いた。


【写真説明】3年ぶり3回目の優勝を果たしたマスターズ=館山運動公園で

【写真説明】好投したマスターズ・艫居投手=同

【写真説明】準優勝のスネークス=同

9月4日20時00分 6,130
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